99・9%減の1700人 5月の訪日外客数、前月に続きほぼゼロに
20/06/18
日本政府観光局(JNTO)は6月17日、5月の訪日外客数が前年比99・9%減の1700人だったと発表した。8カ月連続で前年割れとなり、統計開始の1964年以降では最少。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界各国で渡航、外出禁止措置がとられ、4月に続き主要22市場からの訪日がほぼゼロの状態になった。
JNTOは今後もコロナの感染拡大の推移と市場の動向を注視していくとしている。旅行再開への動きがある国もあるもののコロナの収束はまだ見通せず、当面は厳しい状態が続きそうだ。
1―5月の累計は同71・3%減の394万4千人になった。
一方、5月の出国日本人数は同99・6%減の5500人だった。
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