4―6月期の訪日外国人消費は1047億円 主要5空港で調査し試算
22/08/10
観光庁が発表した2022年4―6月期の訪日外国人旅行者の消費動向調査結果(試算値)によると、訪日外国人全体の旅行消費額は1047億円だった。単純計算でコロナ前の19年同期の1兆2673億円から1兆2千億円以上の需要が消失した状況になっている。
今回の調査は新型コロナの影響で、羽田、成田、中部国際、関西国際、福岡の5空港のみで実施。クルーズ客は対象から除かれており、期間中の訪日旅行者数は40万6948人だった。調査の有効回答数が目標回収数に届かないため、今回は試算値として算出した。
訪日外国人の日本国内での1人あたりの旅行支出は25万7千円。今回の調査対象の大半がビジネス、親族・知人訪問、留学などが目的で長期滞在者が多いため例年より高くなっている。

需要回復はまだまだ
(写真はイメージ)
インバウンド の新着記事
- 対面による交流再開で増加傾向 JNTO、訪日教育旅行の動向を公表(25/12/09)
- 地方自治体における高付加価値旅行 自治体国際化協会が26年1月に海外経済セミナー(25/12/07)
- フィンランドで日本が大賞 2025年の海外旅行先で(25/11/28)
- 成長産業としての訪日観光 ジャパンショッピングツーリズム協会、12月1日にカンファレンス(25/11/27)
- 紅葉シーズン開幕などで好調持続 10月の訪日客、17・6%増の389万6300人(25/11/26)










