「生きた歴史」を観光コンテンツに 文化庁「Living History促進事業」、3月末まで公募
21/03/17
文化庁は3月31日まで、文化資源の観光活用を勧める「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」の2021年度の公募を実施している。
同事業は、全国の重要文化財や史跡を活用し「生きた歴史」を体感できる観光コンテンツに磨き上げようというもの。歴史的なトピックや生活の復元行事や展示・体験などのコンテンツ開発を補助金を支給して支援する。これまで兵庫県姫路市・姫路城や京都市・二条城でのプログラムなどが採択されている。

二条城でのプログラム例
対象は地方自治体や民間団体、DMOなどでつくる協議会。国指定などの文化財を核とする、文化財に史料や研究資料などに基づいた付加価値を付与する、実施プログラムは外国人観光客を含む参加者がわかりやすい解説を行う―などが条件となる。
補助金交付対象の事業期間は、交付決定日から22年3月31日まで。補助金の額に上限は設けていないが、補助対象経費の2分の1を限度とする。
要項や申請について詳しくはhttps://biz.knt.co.jp/chiiki/2019/event/livinghistory/index.htmlへ。
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