19年比では69・8%減と市場縮小続く 4―6月期の日本人旅行消費
21/08/19
観光庁が8月18日に発表した4―6月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比80・1%増の1兆8091円だった。コロナ前の2019年比では69・8%減と厳しい状況が続いている。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同90・7%増の1兆2783億円で、19年比では71・9%減。日帰り旅行消費額は同58・8%増の5308億円で、19年比では63・2%減。
国内延べ旅行者数は同70・9%増、19年比61・5%減の6311万人に。旅行者数の内訳は宿泊旅行が同92・7%増、19年比63・2%減の23077万人、日帰り旅行が同54・4%増、19年比59・8%減の3234万人。
旅行1回あたりの旅行単価は同5・3%増、19年比21・5%減の2万8666円。宿泊旅行が同1・0%減、19年比23・7%減の4万1542円、日帰り旅行は同2・9%増、19年比8・4%減の1万6414円だった。
観光行政 の新着記事
- 今年の観光関係功労者国土交通大臣表彰、旅館業や旅行業などから21人が受賞(25/04/28)
- 所長に金子氏が就任 世界観光機関アジア太平洋地域事務所(25/04/17)
- 「日本の食」で地方誘客 観光庁、ガストロノミーツーリズム推進事業を公募(25/04/16)
- 観光庁、「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」17件を採択(25/03/22)
- 文化庁、4月11日まで「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」を公募(25/03/21)