オーバーツーリズムの未然防止・抑制を 省庁横断で対策会議を設置
23/09/20
コロナ禍後のインバウンドや国内旅行需要の急速な回復に伴い、懸念されているオーバーツーリズムへの対策を講じようと、政府は「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に関する関係省庁対策会議」を設置した。省庁横断で対策を取りまとめていく。
同会議は髙橋一郎・観光庁長官を議長に、内閣官房、警察庁、デジタル庁、総務省、文化庁、経済産業省、国土交通省、観光庁、環境省といった各省庁が参加。観光需要が回復し、一部の地域や時間帯によっては混雑やマナー違反といった地域住民の生活に影響を与える問題や、旅行者の満足度低下といったオーバーツーリズムによる課題が表面化していることから対応が急務として国を挙げて対策に乗り出した。
9月6日には第1回会合を開催。マナー啓発や、入域料・入域制限の導入、混雑の可視化による分散といった取り組みの強化や新たな対策を今秋中にも取りまとめることにしている。
![観光庁](https://www.travelnews.co.jp/img/0082a704b6b8db2501f7f1b5bd13023f-1-600x450.jpg)
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