日韓観光大臣会談 観光交流の重要性で認識一致
19/09/03
観光庁は9月3日、先週、韓国の仁川広域市で開かれた、第9回「日中韓観光大臣会合」の中身について発表した。
政治的に対立する日韓関係については、「日韓観光大臣会談では、両国間に様々な課題がある状況であっても、両国間の信頼を基にした観光交流は重要であることについて認識が一致した」などと、会合の様子を伝えた。
8月30日に仁川広域市で開かれた中韓観光大臣会合は、日本の石井啓一国土交通大臣、韓国側の朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官、中国の雒樹剛(ラク・ジュゴウ)文化旅游部長が出席した。
大臣会合では、2020年までに相互交流を3000万人規模とする日中韓3カ国の目標について、2年早く、昨年(2018年)達成したという認識で一致。その上で、日中韓3カ国の国民の相互信頼を深める活発な観光交流を推進することで合意し、3カ国の共同宣言文をまとめた。
日中は相互交流1500万人目指す
日中2カ国間の大臣会談では、2018年10月に合意した「相互交流1500万人」の目標に向けて、意見交換した。
次回、第10回「日中韓観光大臣会合」は、2020年に日本で開催する。
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