英国ヘンリー王子と大手OTA 「持続可能な旅行」運動開始
19/09/09
英国のヘンリー王子は9月3日、オランダ・アムステルダムで、持続可能なツーリズムを進める新たな取り組みとして、大手OTAなどと共同で、「Travalyst(トラバリスト)」運動を開始すると発表した。取り組みに参加しているのはブッキング・ドットコム、 Ctrip、Skyscanner、TripAdvisor、Visaの各社。
持続可能な旅行の方法や取り組みを奨励し、サポートすることで、環境に配慮した旅行を普及させ、世界的な気候変動に歯止めをかけたり、旅行先の環境の保全促進と経済的な発展を両立させることなどを目指す。
ヘンリー王子は、「旅行には、異なる文化や新たな体験に対して人々の心を開かせ、世界が持つ魅力を深く尊ぶようにする、他に類を見ない力があります。観光業が間違いなく拡大していくなか、サステイナブルな慣行の採用を世界的に早めること、そして観光業の成長と環境および現地住民のニーズとのバランスを取ることが極めて重要です。企業や消費者、コミュニティを結束させることが、将来の世代のために旅行先や生態系を保護するための最良の機会となるのです」と期待を込めた。
総合 の新着記事
- 日本観光振興協会 「令和6年度版 観光の実態と志向~第43回国民の観光に関する動向調査~」を発刊(24/12/02)
- 旬を問わず最高鮮度を再現、デイブレイクが本格冷凍寿司を東京・有楽町で期間限定提供(24/11/28)
- 「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」に「奈良SDGs学び旅」(24/11/27)
- リゾート地の求人や寮ありの求人多い、シニアジョブが宮城・山形の求人傾向調査を発表(24/11/25)
- 観光庁 アジア・太平洋地域9カ国招き観光レジリエンスサミット、「仙台声明」を採択(24/11/20)