個人、団体もスピード重視 大阪直案会、商談の時間短縮を探る
24/04/17
大阪直営案内所連絡協議会(大阪直案会、谷口昇幹事長=山村別館)の第36期第2回定例会が3月28日、大阪市内で開かれた。旅行会社3社を招いて「個人旅行・団体旅行の動向および施設側に何を求めるかについて」と題して意見交換会を実施した。
はじめに、谷口幹事長があいさつし「我々の業界は情報が大切で、各施設の営業業態の変化や地域の観光情報、助成金制度についてぜひ旅行会社に伝えてほしい。株価が上がり、大手企業を中心に賃金アップが行われている。こうした情報にも注目を」と呼びかけた。
意見交換会には、新日本旅行(大阪府岸和田市)の安田由紀専務、夢旅人(大阪府吹田市)の野田美雄社長、トラベル・オーダー(大阪市北区)の大坪利章社長らが出席。
個人旅行の現状について、安田さんはカウンター店舗の現状を「お客様とのコミュニケーションがコロナ前と変わりLINEが主になりました」とし、自社の「友だち」登録が2千人を超え、商談はもちろん精算に至るまでLINEを用いるようになったという。
そのため「旅館、案内所とLINEでつながりたい。空室などの情報をやり取りでき、お客様に料理写真をすぐ転送したりできればとても便利」と話し、SNSを活用して旅行商談の時間短縮を図りたいと促した…
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