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商談会を刷新 ツーリズムEXPO、柔軟性と質向上図る

18/05/14

日本観光振興協会、日本旅行業協会、日本政府観光局は9月20―23日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開く「ツーリズムEXPOジャパン2018」で商談会を設定している。今年は展示会場すべてが商談会場となり、登録システムの刷新でマッチングの精度を向上させるなど、従来に増して幅広く質の高い商談を可能にさせる。

商談会は9月20、21日の「業界日」に開催。世界・日本国内の旅行関係者が一堂に会する日本最大級の商談会。昨年は678の企業・団体が出展し、約6900件の商談が行われた。今年は商談の活性化を図るために内容を改め、商談件数を7370件に増やす。

商談会場はこれまで海外・国内・インバウンド・メディアで区切っていたが、今年は一本化。すべてのカテゴリーの商談参加者を検索、閲覧することを可能にした。「インバウンド・観光ビジネス総合展」出展者も商談対象とすることで、幅広いビジネスの商談も促す。

また、登録システムは参加者のプロフィールと希望商談相手の属性の登録を登録することで、事前のマッチングの精度を向上。これまでセラーとバイヤーによる商談だけだったビジネスマッチングはセラー同士の商談も可能と、柔軟な対応で業界全体の発展を促す。

バイヤーの登録期間は8月中旬まで。アポイントの申し込み期間は7月下旬―8月下旬。

主催するツーリズムEXPOジャパン推進室では、アートやポップカルチャー、IT、AI(人工知能)、仮想通貨、モバイル決済サービスといった新しいジャンル、技術が観光産業でもトレンドして注目されており、今回の商談会でも盛り上がりが期待できるとしている。

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