コロナ影響で3分野とも最大級の下落幅 JATA3月期DI調査
20/03/24
日本旅行業協会(JATA)の3月期(1−3月)旅行市場動向調査の結果によると、国内旅行の景気動向指数(DI)はマイナス46で前期(2019年10−12月)より35ポイント下落した。海外旅行は49ポイント下落してマイナス68、訪日旅行は81ポイント低下のマイナス77。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受け、3分野いずれもマイナス指数に。調査開始以来、最大級の下落幅となった。
国内旅行は、業種、団体、個人、方面すべてで30−50ポイント程度も下落。旅行会社からも新型コロナウイルスで全般的に減少傾向、小雪の影響で不振などの声があがった。
国内の次期(4−6月)DIは、8ポイント上昇してマイナス38と若干の回復を見込む。
海外旅行も同様の傾向。中国の51下落のマイナス95が目立つが、影響は全市場に広がっている。
次期DIの見通しは5ポイント上昇してマイナス63。
唯一プラス値だった訪日旅行も大きくマイナス値に。中国が88下落のマイナス88と大きく落ち込んだ。次期DIは9ポイント上昇のマイナス68と見込んでいる。
調査は4半期ごとに実施。JATA会員など311社が回答した。
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