コロナ:外航客船協会 クルーズ船の感染予防でガイドライン
20/05/15
「ダイヤモンド・プリンセス」や、長崎に停泊中の「コスタ・アトランチカ」など、大型クルーズ船のコロナウイルス感染拡大が記憶に残るなか、日本外航客船協会が5月14日に発表した、コロナウイルス感染予防ガイドラインでは、乗客、乗員双方の乗船前の対応に特に留意している。
乗客の乗船時については、サーモグラフィ等による検温を実施することとした。また、乗船14日前までの渡航歴、感染者との接触、体調不良(軽度な咳・咽頭痛などの症状も含む)、体温を記載した健康質問票の提出を求める。
検温や健康質問票で感染が疑われる場合は、約款に基づき、該当する乗客と同行者は乗船できないことを、予め周知する。
乗員については、1日2回(日帰りは出勤前のみ)の検温や、健康状態を確実に把握し、記録を残す。
さらに交代予定日の14日前からの検温と、体調の確認を行う。同居家族の体調確認も行い、発熱や咳などなんらかの症状があり、コロナウイルス感染が疑われる場合は、保健所に相談させて自宅待機とし、結果の報告を受ける。
乗船後は感染予防の観点から上陸を控えることとした。
旅行業 の新着記事
- 25年度は1300億円目標 全旅・中間社長が株主らに宣言、「地域創生室」も開設(25/07/15)
- 「兼高かおる賞」決まる 俳優のサヘル・ローズさんが受賞(25/07/15)
- 「食×農×観光×文化」で持続可能な観光地づくりへ協業 JTBと弘前市、包括連携協定を締結/青森(25/07/14)
- 前年比1・2%増の310億3800万円 KNT―CT・5月の旅行取扱(25/07/13)
- 小谷野・日本旅行会長らが受賞 今年の「JATA会長表彰」(25/07/12)