JTBグランドツアー、“日本で海外感じる”国内ツアーを発売 「日本のマチュピチュ」「日本のウユニ塩湖」へ
JTBグランドツアー&サービス(德山正博社長)が国内旅行分野に本格的に参入する。これまで海外ツアー商品を展開してきたが、新型コロナウイルスが世界的にまん延する現状から決断した。8月20日に発売した新商品「日本の魅力を知り、海外を想う旅」は「日本国内で海外を感じられる場所」へのツアー。海外の魅力を知り尽くした同社ならではの視点で、「国内旅行と海外旅行がリンクする旅」を提供する。
コロナ禍の渦中では、「おうちで」をうたい、観光関係メディアや各地がバーチャルで「日本国内で海外を感じられる」コンテンツを提供していたが、今回はそのリアル版ともいえるもの。雲海のなかにたたずむ山城、竹田城跡(兵庫県)と備中松山城(岡山県)は「日本のマチュピチュ」、父母ヶ浜(香川県)は「日本のウユニ塩湖」など世界の名所に例えられる国内のスポットを実際に訪れ、海外を感じようというツアーだ。

竹田城跡
ツアーは、備中松山城と竹田城跡に姫路城を加えた「日本のマチュピチュ2ケ所と世界遺産の名城を訪れる」、父母ヶ浜と小豆島を訪れる「日本のウユニ塩湖と日本の地中海の島へ!」などを設定した。いずれも羽田発着で10、11月の設定。より深く旅を楽しんでもらうために10人限定、4人から催行と同社の海外旅行同様に少人数での催行に。参加者にはその海外の観光地のガイドブック、その国のゆかりの品を贈るなど、「海外を感じてもらう」ことにこだわった。
詳しくは同社HP(https://www.jtb-grandtours.jp/)へ。
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