訪日クルーズ旅客数 2020年は94・1%減の12万6000人
21/02/01
国土交通省は1月29日、2020年(1-12月)の訪日クルーズ旅客数が前年比94・1%減の12万6000人だったと発表した。2019年は215万3000人がクルーズ船で訪日していた。

訪日クルーズ旅客が最も多かったのは2017年の252万9000人。2020年はコロナウイルス感染症の世界的拡大で多くの国が出入国を制限しているほか、クルーズ船の運休も相次いだ。日本へは昨年3月以降、国際クルーズ船の寄港はない。
国内外のクルーズ船の日本での寄港回数は前年比87・7%減の353回。このうち海外クルーズ船は前年比96・6%減の66回だった。2019年の寄港数は1932回だった。
港湾別の寄港回数は那覇港17回、博多港14回、長崎港9回が上位3港だった。
日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数は前年比69・3%減の287回だった。港湾別ではベラビスタマリーナ(広島県尾道市)53回、横浜港44回、神戸港28回が上位3港だった。
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