コロナ禍影響大きく78・4%減、1兆円切る 主要旅行業者の旅行取扱・20年度計
21/05/23
観光庁は2020年度(20年4月―21年3月)の主要旅行業者の旅行取扱年度総計(速報)をまとめた。総取扱額は前年度比78・4%減の9997億3400万円だった。1年を通して新型コロナウイルス禍による打撃を受け、1兆円を切るほどの大幅減となった。
国内旅行の総取扱額は同63・1%減の9481億3900万円。このうち旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は同65・8%減の3039億8600万円、取扱人数は同66・8%減の949万9300人。
海外旅行の総取扱額は同97・7%減の424億9600万円。外国人旅行の総取扱額は同96・0%減の90億9900万円。海外旅行、外国人旅行ともに旅行商品ブランドの取扱額、取扱人数はともに前年度比でほぼゼロに。
45社のうち前年度を上回った業者はなかった。
旅行業 の新着記事
- 組合区域を隣県に拡大 OATAが定款変更、兵庫県の旅行会社も加盟可能(24/05/07)
- 【人事異動】KNT―CTホールディングス・クラブツーリズム 5月1日付(24/05/06)
- モンゴルの魅力を発信 日本旅行、大阪・関西万博で駐日モンゴル国大使館と覚書を締結(24/05/05)
- 「倉敷思い出作りの旅」助成 岡山県倉敷市が修学旅行誘致(24/05/03)
- 北陸への関心を持つきっかけに―欧米豪は影響少なく JTB総研、能登半島地震の訪日旅行への影響の意識を調査(24/05/02)