訪日客を地方へ―第1弾は万博客がターゲット JTBとJALが共創プロジェクト
25/04/08
JTB(山北栄二郎社長)と日本航空(鳥取三津子社長、JAL)、ジェイエア(本田俊介社長)、日本エアコミューター(武井真剛社長)は、訪日外国人観光客の地方誘客・周遊促進を図る共創プロジェクトに取り組む。第1弾として大阪・関西万博の来訪客を大阪伊丹から地方路線を活用して各地へ誘うツアーを販売。地域の魅力を伝え、訪日客の地方分散、地域活性化を推し進める。
訪日客数が過去最高を更新し活況する一方、都市に需要が集中しオーバーツーリズムの問題が顕在化している課題の解決が急務。プロジェクトではこれに向けて国内地方路線を活用して各地へ訪日客を誘い、各地の文化や観光資源など地域の素材に触れるツアーを両社が協働で造成し、訪日客の地方分散化を進める。JALは国内線利用のスムーズな予約・発券体制の構築、JTBは国内線を利用した周遊型の旅行商品の造成・販売を担当する。
第1弾は、大阪・関西万博を訪れる訪日客をターゲットに、JALグループが運航する大阪伊丹発着の国内地方路線を利用するツアーを3月25日に発売。地域の風土に触れる体験、全行程英語ガイドの同行、環境配慮型という特徴を織り込み、奄美大島と鹿児島、山陰から山陽・瀬戸内海、東北の3エリアへのツアーを用意した。
今後も第2弾商品の拡充を予定している。
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