新しい旅行業見い出す 奈良県旅行業協会・総会
一般社団法人奈良県旅行業協会(中島昭人会長=サンキュー観光、56会員)は5月21日、奈良市のホテルリガーレ春日野で2025年度定時総会を開いた。役員改選が行われ中島会長を再選したほか、26年2月11日に開く「第20回国内観光活性化フォーラムinなら」を通して会員個々の力を伸ばし、新しい旅行業を見い出すことを主眼に置いた1年にすることを確認した。
中島会長は「フォーラムへの取り組みによって旅行業協会が奈良県においてなくてはならない存在であることを行政や県民にしっかりと知ってもらえる1年になるよう事業を展開していきましょう」と呼びかけた。
さらに「フォーラム開催は、旅行業協会だけでなく奈良県においても未来へつなぐ大きなプロジェクトであり、必ず成功させなければなりません。単なるイベントではありません」と訴えた。

国内観光活性化フォーラムは
単なるイベントではないと強調した中島会長
奈良県産業部の山中淳史観光局長は「来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』は舞台になる大和郡山市をはじめとする関連市町村の盛り上げを図りたい」とし、26年の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」を紹介。誘客活動を積極的に行うとした。
また「国内観光活性化フォーラムが奈良県で開催されることを非常に喜んでいます。全国からお越しになる旅行会社に奈良の素晴らしさを知っていただき、盛り上げていただければ」と述べ、協会と連携し観光振興につながる方策を講じたいとの考えを示した…
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