インバウンドに個性訴求 日本の旅文化を創る会が総会
18/05/07
「日本の旅文化を創る会」(381会員、佐藤和志会長=秋田県乳頭温泉・鶴の湯)はこのほど、東京・新宿の京王プラザホテルで2018年度総会を開いた。
朝日旅行の協定旅館ホテルが加盟する同会は4年前、より独立性と独自性を発揮した運営を目指して会の名称を朝日旅行協力会から改称し、朝日旅行と協力した宿泊プランの開発や、JTBと連携したウェブ販売の強化に取り組んでいる。
18年度は同会と朝日旅行で構成する企画委員会による旅行商品の造成に一層力を入れる。
また、同会には宿泊施設の性格別に日本の宿を守る会、日本秘湯を守る会、日本文化遺産を守る会、日本源泉湯宿を守る会といったグループがあり、それぞれの会が研修や共同宣伝・販売にも努める。
佐藤会長はあいさつで「協定している朝日旅行は、丁寧な商品づくりが特徴の個性ある会社です。その傘下にある我々には、旅館一軒一軒はもとより、グループとして個性を発揮することが求められています。国内旅行者が減るなか、伸びているインバウンドで一番求められているのが我々の会だと思います。しかし、我々にオファーが来るのは、インバウンドに我々の情報が届いた時です。インバウンドで注目を集められるよう、しゃかりきに行動していきたい」と抱負を述べた。
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