観光と空港PR 韓国・忠清圏観光振興協議会
韓国の忠清北道、大田広域市、世宗特別自治市、忠清南道が共同で観光振興を行う「忠清圏観光振興協議会」が6月23日から27日にかけ、東京と大阪で日本からの観光客誘致拡大に向けた懇親会を開催した。
24日に大阪市内で開かれた懇親会には、韓国関連の観光団体や旅行会社などが参加。同協議会の張寅秀(チャン・インス)会長は「忠清圏は韓国中央に位置し、韓国どの場所からも約2時間圏内。ユネスコ世界遺産登録の百済歴史遺跡地区をはじめ歴史と文化が調和し、湖や山脈などの自然、ウェルネス観光でもよく知られています」など語り、忠清圏の空の玄関口である清州国際空港が日本7都市と直行便がある、定番と異なる旅行ツアー商品が企画できることなどをアピールしていた。
その後の観光説明会では、4エリアそれぞれの観光スポット、グルメ、祭りなどを紹介。忠清北道は湖とウェルネス観光、大田では韓国唯一のメタセコイヤ森や科学都市、世宗は写真映えする屋上庭園や世宗祭り、忠清南道は百済関連遺跡や栗スイーツなどを紹介した。

張寅秀会長(中央)と参加者が
観光懇親会で意見交換
さらに参加者から「清州国際空港から忠清圏の主要観光地へのアクセスはどうなっているのか」「日本語対応があるのか」などの質問が出て、張会長が「空港と主要観光地を結ぶバス路線を作る予定です。また空港内の案内所に日本語堪能なスタッフが常駐しています」と答えるなど、観光に関する様々な意見交換を行った。
(本紙特約記者 シカマアキ)
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