コロナ:嬉野市 「いち早い宿泊支援」の再開中止も、6月補正で
20/05/18
政府が5月14日に、コロナウイルス感染防止に伴う緊急事態宣言の対象から、8都道府県を除く39県を解除したのを受けて、宿泊支援プランの開始など域内旅行を後押しする自治体が出始めるなか、4月から市民を対象にした宿泊費の補助を始めながら、緊急事態宣言解除とのタイミングが合わず、キャンペーンの再開を中止したところもある。
3月から4月にかけて、コロナウイルスの感染拡大で宿泊客が激減するなか、佐賀県の嬉野市と武雄市は全国でもいち早く、4月11日に、両市民や在勤者を対象に、1万円を上限に宿泊料金の半額を補助する総額1億円キャンペーンを始めた。
当初、4月4日に開始する予定が、1日に域内で感染者が確認されたため、11日に延期されていた。
その後、4月17日に非常事態宣言の対象が全国に拡大されたことで、両市はキャンペーン開始からわずか1週間程度で、5月6日まで中断することを決定。宣言解除が見通せなかったことで、5月1日には、キャンペーンの中止を決めている。
嬉野市では、「6月の補正予算でなんらかの対策を取ることになると思います」としている。
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