インクルーシブ・コミュニケーターとは?
「サービス介助士」を通じ、おもてなしの心と介助技術をお伝えしてきた私たちは、新たな学びを展開していきます。
サービス介助士は「その場、その時、その人により最適な応対ができる」「常に相手の立場で考えることができる」「多様性を正しく理解できる」「自分とは異なる価値観を知る」など、適応力や人間力が身に付き、自ら考え行動できるようになった、といった感想をいただけるようになってきました。
これがまさに「インクルーシブ・コミュニケーター」のスタートです。多様な組織の課題解決につながるものなのです。
インクルーシブ・コミュニケーターとは、多様な力を生み出す革新的な組織になるために―
▽多様な人が活きるチーム作り
▽多様な違いを力に変える環境変革
▽多様な力を引き出すコミュニケーション
―を身につける実践的な学びです。
では、社会に必要な価値を提供し続ける組織に必要なものとは何でしょうか? それは既存の考えや“当たり前”に囚われずに、独自の価値観を持ちながら多様な力を活かすことができる“チーム”と“人”です。
このような多様な力、革新的な組織に変革するための要素をIX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)という概念でまとめ、組織とチームに変革をもたらすのがインクルーシブ・コミュニケーターです…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2025年12月10日号)
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