コロナ:静岡県 16日からじゃらんで県民宿泊割引クーポン配布
20/06/15
静岡県は6月16日から、県民を対象にした県内宿泊施設の割引キャンペーン「バイ・シズオカ」を開始する。コロナウイルス感染拡大で大きな影響を受けている県内宿泊産業を支援する。

伊東市の大室山
宿泊料金の2分の1を上限に、最大5000円分を県が負担する。予算は1億5000万円で、3万泊分を助成する。宿泊期間は16日から8月2日まで。1人3回まで割引を利用できる。
宿泊予約サイト「じゃらん」と、県内旅行会社の店舗で、それぞれ1万5000泊分の割引クーポンの配布や、割引価格で宿泊商品を販売する。
じゃらんでは6月16日から、割引クーポンを配布する。利用者はじゃらんにログインし、クーポンを取得し、宿泊予約する。県内には約4000の宿泊施設があり、このうち、じゃらんには1300-1400の施設が掲載されているという。
じゃらんを選定した理由について、県観光振興課では、複数のOTAに打診するなか「静岡県民に限定してクーポンを配布するという条件に対応できたため」と説明している。
県では、じゃらんと契約のない宿泊施設に割引事業の需要を行きわたらせるため、現在、県内の旅行会社179社・212店舗に対して、キャンペーンへの参加を呼びかけている。取り扱い店舗が決まりしだい、6月下旬までにはウェブサイトに割引プランの取扱店を掲載することにしている。
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