BCPで経営力を強化 全旅連女性経営者の会が定例会で講演聞く
21/11/15
全旅連女性経営者の会(JKK、小林佳子会長)は10月26日、2021年度の第2回定例会議をオンラインで開いた。各委員会活動報告のほか、事業継承計画(BCP)の必要性に関する講演会を行った。
Zoomで行った定例会議は、同日に全旅連全国大会が開かれていた福島県のこいと旅館をキー局に実施。全旅連の多田計介会長もオンライン参加し「業界が厳しい状況のなか、女性が活躍しなければならない」とJKKの活動に期待感を示した。
委員会活動報告では▽総務・財務委員会が新規会員4人のうち3人が所属することになったこと▽広報IT委員会はトラベルニュースに掲載しているリレーコラムについて▽研修委員会は9月にOTAとの意見交換会を実施したこと▽危機管理委員会は第2回定例会について−などを各委員長が報告した。
講演会は、SOMPOリスクマネジメント執行役員の篠目(しのめ)貴大さんがBCPの知識を深め経営に生かす方法を解説。それぞれの旅館にどのような災害リスクがあるか整理し、初動対応の手順、役割分担を明確にしておくことの必要性などを説いた。「BCPは経営力強化にも役立つマネジメントツール」と話した。
旅館ホテル の新着記事
- 新会長に山田さん 全旅連女性経営者の会、女性ならではの方針示す(25/05/01)
- 近畿2府4県を味わう ウェスティンホテル大阪、6月30日までフェア(25/04/30)
- 地域を元気にする旅館経営 リョケンセミナー・ひいなの湯利光社長(25/04/21)
- 地域経済圏で顧客組織化 日旅連関西が総会(25/04/18)
- 宿泊者数は7・1%増の4888万人泊 1月の宿泊旅行統計(25/04/03)