日本人宿泊者数は39万8534人泊、19年同月比でもプラスに 京都市の4月のホテル宿泊状況
22/06/02
京都市観光協会が発表した4月の市内108ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比159・8%増、19年同月比62・5%増の39万8534人泊だった。前月3月からは4・8%減。コロナ禍以前からの調査対象だった51施設で比較すると前年同月比では160・3%増、19年同月比では11・2%減と、昨年12月以来4カ月ぶりにコロナ禍前からプラスとなった。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比では99・0%減と、ほぼゼロの状態となって2年1カ月が経過。日本全体の訪日客数は増えているが、京都では微増で、需要回復にはまだ時間がかかりそう。
客室稼働率は同26・1ポイント増の47・1%。19年同月比では42・8ポイント減。前月3月からは2・1ポイント増となった。
市内の主要旅館27軒の客室稼働率は同26・5ポイント増の30・4%。前月3月からは2・5ポイント増加した。
同協会では、5月の客室稼働率は52・5%、6月は34・8%、7月は29・9%と予測。伸び悩みを予測するが、修学旅行やブロック割、3年ぶりの祇園祭山鉾巡行実施などもあり、稼働率上昇の可能性も見込んでいる。
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