日本人宿泊数は52万2599泊、需要回復顕著に 京都市の3月のホテル宿泊状況
23/05/05
京都市観光協会が発表した3月の市内111ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊数は前年同月比24・8%増の52万2599泊だった。前月2月からは26・9%増、コロナ禍前の2019年同月比では64・2%増。コロナ禍以前からの調査対象だった45施設で比較すると前年同月比では27・5%増、19年同月比では1・8%増で、19年同月を上回ったのは3カ月ぶり。全国旅行支援や桜の早期開花で宿泊需要が高まったようだ。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比は9・6%増、コロナ禍以前からの調査対象だった45施設で比較すると33・2%減。総延べ宿泊者数の外国人比率も37・5%とコロナ禍以降最高値を記録した。
客室稼働率は同32・8ポイント増の78・0%と高稼働に。19年同月の85・0%に届かないまでも回復が顕著になった。
市内の主要旅館26軒の客室稼働率は同27・9ポイント増の55・8%。コロナ禍前の水準まで回復してきた。
同協会では、4月の客室稼働率は77・7%、5月は76・8%、6月は68・3%と予測している。

需要回復が進む
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