10月4日に白浜でサミット わかやま12湯推進協が決定
和歌山県の温泉をPRし地域の活性化を目的とする「わかやま12湯推進協議会」(青木査稚子会長=協同組合和歌山県旅行業協会理事長)はこのほど、和歌山市のシティイン和歌山で2023年度通常総会を開いた。協議会の目玉事業である12湯サミットは今年度、10月4日に白浜温泉で開催することを決めた。
青木会長は「コロナ禍の中でスタートした当会は、これまで2回サミットを開催してきましたが小規模開催を余儀なくされながら行いました。3回目のサミットは私たちが当初から思い描いてきた内容で開催することができます。なんとしても成功させたいので協力をよろしくお願いします」と呼びかけた。
また、観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」として読売旅行から声掛けのあった和歌山の温泉を巡る湯めぐり事業を今年度推進することについて、青木会長は「サミットと同様、湯めぐり事業にも注力していきましょう」と語った。
![わかやま12湯推進協議会](https://www.travelnews.co.jp/img/230830yado1.jpg)
今年度は湯めぐり事業もスタートすることを決めた総会
総会では、昨年度の事業として第2回わかやま12湯サミットin南紀勝浦温泉が成功裡に終わったことや、東京ビッグサイトで今年2月に開かれた全旅連青年部主催の旅イベント「宿フェス―宿観光博覧会」に参画し菅義偉元総理大臣らに12湯をアピールできたことなどが報告された。
和歌山県観光局観光振興課の林正尚課長は、24年が世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」が登録20周年、25年が大阪・関西万博と続く流れの中で「わかやま12湯の存在意義を果たしてください」とエールを送った。
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