工藤体制3期目に突入 東京都連、24年度通常総代会開く
24/06/13
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合は5月22日、東京・大塚のホテルベルクラシック東京で2024年度通常総代会および理事会を開き、任期満了に伴う役員改選で工藤哲夫理事長(日本橋・ホテルかずさや)を再任した。任期は1期2年。また、9期18年務めた佐久間克文副理事長が退任した。
3期目となる舵取りを託された工藤理事長は「身が引き締まる思いです。コロナ禍を経て、宿泊・観光業界はインバウンドのおかげでマーケットは拡大しましたが、基本的に人口が減少して行くので、労働環境や社会構造が変わり、さらなる変化の試練が続きます。組合として色々な策を検討し実行していきます。ただ、マーケットが拡大していることはたいへんありがたいことであり、このチャンスを生かすために、皆様方と知恵を出し合い各施設、組合、業界のために尽力したい」と抱負を述べた。

労働環境や社会構造の変化への策を講じる
と話した工藤理事長
審議では23年度事業報告と決算、24年度事業計画と予算を承認した。組合では1月と8月を除き、年10回理事・支部長合同会議を開き、事業実施状況や諸課題の確認、対応の取りまとめや陳情活動など速度感のある活動を継続している。特に東京都や都議会議員、国会議員とは定期的な情報交換の場を持ち、観光政策や税制について、宿泊業界の現状報告や建議、要望に力を入れている。
24年度もこうした対外活動に取り組むほか…
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