インバウンド誘致に注力 神姫しらさぎ会が25年度総会開く
25/07/29
神姫バスグループ(兵庫県姫路市)協定の宿泊・受入施設でつくる神姫しらさぎ会(西村総一郎会長=兵庫県城崎温泉・西村屋ホテル招月庭、225会員)は7月16日、同市の姫路キヤッスルグランヴィリオホテルで2025年度総会を開いた。会員67人が出席し、一丸となっての飛躍を誓った。
西村会長はあいさつで、大阪・関西万博による追い風に好意を示しながらも、足元の課題として2025年問題を取り上げ「いまだ団塊の世代が旅行需要をけん引しているが、将来に向け新しい需要、市場を開拓していかないといけない。皆でその環境をつくりたい」。
加えて、大阪に開業が見込まれる統合型リゾート(IR)などの話題に触れながら「IRやインバウンド需要を皆で取り込んで未来を切り開きたい」と展望と意欲を語った。

IRやインバウンドを取り込み
未来を切り開こうと呼びかけた西村会長
同会顧問で神姫バスの三谷康生専務は、グループの25年3月期の実績を紹介。売上高は対前年度比7%増の529億円、営業利益は同約10%増の135億円、純利益も同約10%増の24億円で、売上高はコロナ禍前を超える好調ぶりだった。うち旅行事業の売上高は…
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