インバウンド融資の制度研究 和歌山県旅館組合・総会
25/08/01
和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合(233会員、利光伸彦理事長=大阪屋ひいなの湯)は6月30日、和歌山市のホテルアパローム紀の国で2025年度総会を開いた。役員改選では利光理事長が再選した。
今年度の事業は和歌山県への宿泊促進事業としてインバウンドや大阪・関西万博、SDGs対策などに取り組むほか、インバウンド対応に関する融資制度の調査研究なども進めていくと決めた。
IT広報戦略委員会は「宿泊業に有益な情報を収集し、各会員施設への情報提供を通して支援を行う」ことを事業目的に掲げ①協定商社の増強と運営②宿泊税や旅育などの研究会、トコジラミやノロウイルスに対応する講習会の実施③会員への人材不足のサポートを実施する。
WOK委員会は①第5回わかやま12湯サミットin太地温泉の開催②昨年度から恒例化した熊野本宮大社での献湯祭の実施③和歌山の温泉をからめた観光素材の掘り起こしや魅力の再発見などを行う。
利光理事長は「インバウンドを含め、観光は日本を支える産業になっていきます。観光庁も東京や大阪など都市部だけではなく、日本の各地方へ観光客を分散させる施策を講じており、我々もしっかりと対応できるようにしていきたい」と話し、宿泊・観光業界が地域を支える役割を担っていることを自覚し、誇りを持とうと呼びかけた。
懇親会には和歌山県の宮﨑泉・新知事も出席し…

12湯を核に和歌山の温泉をPRすると話した宮﨑知事
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