雪と花の大谷が競演　富山県

立山黒部アルペンルートととなみチューリップフェアのＰＲ隊が弊社東京オフィスを訪れた。

富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」は４月15日全線開通する。除雪した道路の両脇に、高さ20メートルほどの雪の壁が約５００メートルにわたって続く中を歩ける室堂平の「雪の大谷ウォーク」は、今年で30周年を迎える人気のイベントで、ゴールデンウイーク期間中を含め、シーズン前半の大きな見どころ。

ただ「今シーズンは年間を通じて注目してほしいことがあります」と話したのは、黒部立山貫光東日本営業所の光家伸所長。「今年の一押しはトロリーバスです。今年が最後の運行となる立山トンネルトロリーバスにぜひ乗りに来てほしい」。いずれも標高２千メートル以上の室堂駅から大観峰駅までの３・７㌔を結ぶ国内最後のトロリーバスで、運行開始から28年間で、利用者は１９２０万人に及ぶ。

社歴も近く、入社から数年間を大観峰で勤務した光家所長にとっては、とりわけ思い入れが強く、ラストランを多くの利用者で見送りたい。

「となみチューリップフェア」は４月22日―５月５日、砺波市の砺波チューリップ公園で開かれる。国内最大級３００万本のチューリップが来場者を出迎える。

「21万本のチューリップが描く地上絵、高さ４メートルの花の回廊『花の大谷』、風船スカイ、３００品種を一気に楽しめる彩りガーデンは必見です」と、今年のチューリッププリンセスの土田明香里さん。

ゴールデンウイークを中心に地元小中高生の吹奏楽パレードや、京都橘高校吹奏楽部の演奏会、チューリップの摘み取り体験などのイベントが行われる。