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秋はリンゴが旬 群馬県沼田市

25/09/25

群馬県沼田市観光交流課の佐藤孝憲さんと都丸智教さん、沼田市観光協会の髙橋利男さん、群馬県大阪事務所の西森柊平さんと權有希子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、リンゴやブドウなどのフルーツ狩り、東洋のナイアガラと称される吹割の滝など市内観光コンテンツを紹介した。

沼田市では、イチゴに始まりサクランボ、プラム、柿など1年を通してフルーツ狩りが楽しめる。その中で今が旬なのはリンゴ。「樹上完熟」という独特な方法で栽培され「味と甘さが際立っている」(都丸さん)が、実が熟すため市場に出回らず、沼田市に来てこそ味わえるリンゴだ。品種改良を行う農業試験場が市内にあるため、沼田生まれのリンゴも多種多彩。都丸さん、髙橋さんのお勧めは、10月下旬から収穫できる「スリムレッド」と11月上旬からの「ぐんま名月」。

「スリムレッドは、ちょうど吹割の滝一帯が紅葉に染まる時期が旬です。卵型のリンゴで丸かじりが美味しい。一度食べたらファンになります」と高橋さん。「ぐんま名月は蜜が出るほど甘く、酸味はほとんどありません。沼田市の直売所でしかほぼ手に入りません。現地で食べてほしいですね」(佐藤さん)。

そのほか、JRの駅から市街まで高低差70メートルあるという日本を代表する河岸段丘で形成された市内には、大正ロマンを感じさせる町並み、河岸段丘のまちを一望できる雨乞山、真田ゆかりの沼田城、日本三大天狗の一つ迦葉山龍華院弥勒寺など見どころが多い。佐藤さんは「沼田女子高の生徒が計測したバナナ一本分のカロリーを消費する坂道を歩きに来てください」。

群馬県沼田市の皆さん

群馬県沼田市の皆さん

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