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金融機関と上手に付き合うために シリーズ「旅館ホテルの事業再生」(2-3) 総合案内所で合従連衡体を

M&Aというと、今でこそ一般的に聞く言葉となってきましたが、やはり印象としては「会社の身売り」という印象も拭えず、躊躇されるのも当然です。

私としても、その地域に根差した会社だからこその良さを失ってほしくはなく、安易なM&Aには反対です。

そこで、私が推奨しているのが「中小の皆で生き残っていくために、ゆるやかに手をつないでいく」ことです。

必ずしも、隣の人でなくとも、緩やかな連衡体を組み、例えば、営業マンを共有化。例えば、ウェブ担当を共有化。対外的な交渉も、複数社で、ある程度のボリュームを持っての交渉。

かつて、地域のスーパーマーケットが全国チェーンに押しつぶされないように考えた策では、ボランタリーチェーンというつながりが出てきました。地域のスーパーも、宿泊業も、その地域の名士さんが多く、共通している部分は多いと思います。ドラスティックなM&Aというのは、その街のためにも馴染まないこともあります。

かつて流行した、同じ看板を掲げたホテルチェーンへの加盟方式とも違い、どこかのホテル・旅館がリーダーになるとなかなかまとまらないのかもしれません。

中間的な立場で、かつては、総合案内所が、そのような役回りの先駆者だったのかもしれません。今一度、合従連衡体としての組み方を模索していきたいと考えております。

最後に、コロナ禍のこの難局を乗り越えた先には、宿泊業の業界にとって明るい未来が待ち受けていると信じております。

金融機関との付き合い方含め、踏ん張っていただく一助となれますと幸いです。

(前の記事)金融機関と上手に付き合うために シリーズ「旅館ホテルの事業再生」(2-2) リアルエージェントは重要

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