ロケット観光への期待
和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」で、スペースワンの小型ロケット「カイロス」3号機が2月25日に打ち上げられる。カイロスは2023年3月に初号機を打ち上げたが自爆・墜落、2号機は24年12月に打ち上げられ、高度110・7キロまで到達したものの、人工衛星軌道投入には至らなかった。様々な課題を踏まえ3号機は民間初となる小型衛星の軌道投入を目指して現在、準備が進められている。
スペースワンによると「串本の発射場は僻地にあると思われがちだが関西空港から約3時間で行ける世界のどの発射場より至近距離にある立地」で、見学ツアーには最適な場所だそうだ。ロケットの打ち上げを観光の目玉にと考えている和歌山県は、和歌山県旅行業協会に協力を要請し「カイロスロケット打ち上げ応援ツアー」を企画した。残念ながら最少催行人員に至らずツアーは催行できなかったが、県からの要請もあって地元の旅行業協会がツアーを企画し、集客に努め和歌山県観光の振興につなげようという取り組みは評価したい。ツアー代金や見学場所、催行できなかった場合の条件など課題はあるだろうが、ロケット打ち上げ見学に最も行きやすい場所として和歌山県が認知され、その一端を旅行業協会が担うことを期待したい。
(トラベルニュースat 26年2月10日号)
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