お台場でトライアスロンのオリンピックテスト大会
国際トライアスロン大会「ITUワールドトライアスロン・オリンピッククオリフィケーションイベント」の女子エリートの部のレースが8月15日、東京・お台場エリアで開かれ、バミューダ諸島のフローラ・ダフィが優勝した。
2位はイタリアのアリーチェ・ベット、3位はイギリスのビッキー・ホランド。出場した日本人選手3人では、高橋侑子(ゆか)の23位が最高だった。
2020東京オリンピックのテスト大会で、また、日本を含め各国のオリンピック代表選手の選考にも関係していることから、世界ランキング上位の選手たちも多く参加した。
レースは7時30分にスタート。スイムはお台場海浜公園前750メートルを2周、バイクは5キロの周回コースを8周、ランは2・5キロの周回コースを2周で争われた。ランは台風10号の影響を考慮し、当初の10キロから5キロに変更された。
雲も多く、早朝のレースということもあり、スタート時の気温は30度を下回ったものの、日差しが戻ると30度を超える気温と高い湿度が選手たちを苦しめたように見えた。
よさこい演舞でアスリートを応援
レース会場では選手たちを励まそうと、高知県が「2020よさこいで応援inお台場」イベントを開いた。バイクの周回コースの近くにステージを設け、6チームがよさこい演舞を披露した。
このうち法政大学のYOSAKOIソーランサークルの代表者は、「よさこいでオリンピック選手を応援する機会をいただけ感謝しています」と話していた。
高知県では17年にオリンピックの応援機運を盛り上げようと、「2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会」を設立。37都道府県の92団体が参画している。
会場の主催者あいさつで、高知県観光振興部の辻和生副部長は、「東京オリンピックの開会式もしくは閉会式で、よさこいの演舞を実現することを目指しています。国内で200カ所、海外29カ国・地域で開かれているよさこいは、今は日本を代表するお祭りです。人と人、国と国をつなげるよさこいはオリンピック・パラリンピック精神に相通じるものと信じています」と、よさこいでの応援を呼びかけていた。
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