楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

お台場でトライアスロンのオリンピックテスト大会

19/08/15

国際トライアスロン大会「ITUワールドトライアスロン・オリンピッククオリフィケーションイベント」の女子エリートの部のレースが8月15日、東京・お台場エリアで開かれ、バミューダ諸島のフローラ・ダフィが優勝した。

2位はイタリアのアリーチェ・ベット、3位はイギリスのビッキー・ホランド。出場した日本人選手3人では、高橋侑子(ゆか)の23位が最高だった。

7時30分にスイムでスタート

2020東京オリンピックのテスト大会で、また、日本を含め各国のオリンピック代表選手の選考にも関係していることから、世界ランキング上位の選手たちも多く参加した。

バイクで先頭を引く、優勝したフローラ・ダフィ選手

レースは7時30分にスタート。スイムはお台場海浜公園前750メートルを2周、バイクは5キロの周回コースを8周、ランは2・5キロの周回コースを2周で争われた。ランは台風10号の影響を考慮し、当初の10キロから5キロに変更された。

雲も多く、早朝のレースということもあり、スタート時の気温は30度を下回ったものの、日差しが戻ると30度を超える気温と高い湿度が選手たちを苦しめたように見えた。

よさこい演舞でアスリートを応援

レース会場では選手たちを励まそうと、高知県が「2020よさこいで応援inお台場」イベントを開いた。バイクの周回コースの近くにステージを設け、6チームがよさこい演舞を披露した。

レースコースに向かって、よさこい演舞で応援

このうち法政大学のYOSAKOIソーランサークルの代表者は、「よさこいでオリンピック選手を応援する機会をいただけ感謝しています」と話していた。

高知県では17年にオリンピックの応援機運を盛り上げようと、「2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会」を設立。37都道府県の92団体が参画している。

会場の主催者あいさつで、高知県観光振興部の辻和生副部長は、「東京オリンピックの開会式もしくは閉会式で、よさこいの演舞を実現することを目指しています。国内で200カ所、海外29カ国・地域で開かれているよさこいは、今は日本を代表するお祭りです。人と人、国と国をつなげるよさこいはオリンピック・パラリンピック精神に相通じるものと信じています」と、よさこいでの応援を呼びかけていた。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ