高知でパワーチャージ 大阪で説明会、伊尾木洞や「光の祭」、自然体験観光をPR
高知県では今年2月から「高知で、パワーチャージ」を合言葉に、高知の自然やその土地が育んだ様々な魅力を体験する「リョーマの休日 自然&体験キャンペーン」を開催している。高知県観光コンベンション協会は9月17日、同キャンペーンをアピールする「高知県観光説明会」を大阪市北区の大阪新阪急ホテルで開き、旅行会社の企画担当者が出席した。
同協会の山中祥司誘致推進本部長は「1—4月までの県外からの入込客は過去最高だった前年を上回り順調に推移している」と報告。
そのあと自然&体験キャンペーンについて説明し、リニューアルした龍河洞やVRシアターをオープンさせた牧野植物園など新しい観光資源を取り揃えていることをアピールした。
また「昨年度、46日間で11万人を集めた『チームラボ 高知城 光の祭』は、今年も11月から2020年1月まで行うので、多くの送客をお願いしたい」と呼びかけた。
ここ数年、旅行会社のツアーで神秘の洞窟として人気を集めている伊尾木洞は昨年、前年の6倍の観光客が訪れたということも紹介した。
さらに、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場、新国立競技場を手がけた隈研吾さんが設計した建築物を見て回る「隈研吾建築ガイドツアー」が県西部の梼原町で行われていることも旬な話題として伝えた。
旅行商品造成を促進する宿泊やバス料金助成制度を説明、商談会や懇親会も。「高知の本来の説明会は酒を飲み、カツオのたたきを食べながら」が定説で、高知県の観光事業者と旅行会社の企画担当者らは酒を酌み交わし情報交換を重ねた。
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