「アート」と「食」で魅力を発信 7月19日から「おかやまハレいろキャンペーン」/岡山
岡山県や観光関係団体、JR西日本らでつくる晴れの国おかやま観光キャンペーン推進協議会は7月19日から、観光キャンペーン「おかやまハレいろキャンペーン」を展開する。「こころ晴ればれ おかやまの旅」をキャッチフレーズに、県内観光の魅力を発信。夏から初秋にかけて岡山の旬の旅へ誘う。
岡山デスティネーションキャンペーンや「森の芸術祭 晴れの国・岡山」などこれまで展開してきた取り組みを継続、現在開催中の大阪・関西万博や「瀬戸内国際芸術祭2025」との相乗効果による誘客を図ろうと企画。「アート」と「食」をメーンテーマ、イメージキャラクターに県出身の俳優・プロデューサーのMEGUMIさんを起用し、「美をつくる岡山の旅」と題して10月31日まで全県的に実施する。
アートに関する企画は、森の芸術祭の恒久設置作品を巡るアート周遊バスや、森の芸術祭のレガシーをマスキングテープで彩る「mt project 鏡野」、瀬戸内国際芸術祭会場の宇野港エリアの展示 作品を巡るシャトルバスなどを実施。
食に関する企画は「晴れの国ガストロノミー」と題して岡山ならではの特別な食体験を提供。香川県と連携したイベント「岡山× 香川つながる食の大博覧会」、ぶどうづくしのフレンチランチを味わう「ぶどう畑のレストラン」をはじめとするワインツーリズムなどで県の食文化をアピールする。
そのほか、夜の魅力もピックアップ。夜の美術館を舞台に謎解きを楽しむ「大原美術館×倉敷考古館ミステリーツアー」や備前市美術館での「ナイトミュージアム」など企画を充実させる。国宝の講堂での「特別史跡旧閑谷学校 坐禅体験」や桃太郞伝説が生まれた吉備路エリアを巡る「吉備ロマン無料循環バス」などで歴史文化にも触れてもらう。
全県的にはAI音声キャラクターのガイドで県内をめぐるデジタルスタンプラリー、「天文王国おかやま」を楽しむ「星めぐりモバイルポイントスタンプラリー」、観光列車の運行も。
大阪・関西万を訪れる観光客を県へ誘おうと、県内の宿泊施設に割引価格で宿泊できる宿泊プランをオンラインで販売する「ハレ旅宿泊割引プラン」も設定。6月末から7月にかけてはJR新大阪駅や岡山駅、大阪駅でPRを開き、来県を呼びかける。
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