鴨川シーワールド、優美な猛毒クラゲ「ハブクラゲ」を展示
19/08/21
グランビスタ ホテル&リゾートは21日、基幹施設である鴨川シーワールドで猛毒を持つクラゲ「ハブクラゲ」の展示を開始した。ハブクラゲは人気のクラゲ展示施設「Kurage Life (クラゲライフ)」に展示。夏の終わりの房総を盛り上げる。
ハブクラゲの展示に関して
今回展示中のハブクラゲは、 8月5日に捕獲し、 搬入。ハブクラゲは、 初夏から秋にかけて沖縄や奄美地方の海に出現する熱帯性のクラゲで、 カサの四隅から伸びる7~8本の触手が特徴です。 日本近海に生息するクラゲの中では特に危険な種で、 強い毒を持つことから、 毒蛇の「ハブ」が名前の由来と言われている。
刺されると激痛を感じ、 患部は時間がたつとミミズ腫れに。 さらに、 重症の場合には意識障害や呼吸困難・心停止にいたり、 過去には死亡例も報告されるほど、 海では厄介者のハブクラゲ。だが、水槽の中で30cm以上にものびる触手が揺らめく姿は、 優雅でとても涼しげで美しいのが特徴だ。
アンドンクラゲも展示
また、 初夏から秋にかけて房総半島に出現する強い毒をもった「アンドンクラゲ」も、 昨年に続き今年も同施設にて展示を開始した。 アンドンクラゲは四角い形をしたカサと長い触手が特徴の小型のクラゲで、 その形状から江戸時代に普及した照明器具の行灯(あんどん)が名前の由来と言われている。
「季節限定の展示のため、 この機会に『ハブクラゲ』『アンドンクラゲ』の美しい姿を楽しんでほしい」と関係者。
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