コロナ休業4回目の週末 遊園地や温浴施設が営業再開
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部や安倍晋三首相の要請で、2月末から全国のテーマパークや美術館や劇場など多くの施設の休業が続くなか迎えた、4回目の週末、3月20、21、22日は春の三連休。東京周辺で営業している観光施設を再度探してみた。
スパハワイアンズは24日から日帰りゾーンの営業再開
遊園地ではとしまえん(東京都練馬区)が、21日からジェットコースターなど屋外のアトラクションを中心に営業を再開した。20日からは夜桜ライトアップと園内をイルミネーションで飾る「サクラナイト」も始まった。期間は4月7日まで。
富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)も15日からジェットスターなど屋外アトラクションの営業を再開している。よみうりランドは三連休明けの23日から屋外アトラクションの営業を再開する。
温泉リゾートのスパハワイアンズ(福島県いわき市)は営業中の宿泊施設に加え、24日から日帰りゾーンの営業を再開する。
そのほか東京の日帰り温泉施設では休業していた檜原温泉センター数馬の湯(桧原村)が16日から、東京染井温泉Sakura(豊島区駒込)とつるつる温泉(日の出町)が20日から、営業を再開した。
一方、秋川渓谷瀬音の湯(あきる野市)は3月30日まで休業を延長することを決めている。
屋内施設は博物館や美術館の多くが休館期間を延長している。そうしたなか営業を継続しているのは、岡本太郎の作品を展示している東京・表参道の岡本太郎記念館、同様に岡本作品を展示している川崎市岡本太郎美術館(神奈川県川崎市・生田緑地)、バンクシー展(横浜市・横浜駅直結)など。
神奈川県箱根町には営業している施設が多い。彫刻の森美術館、岡田美術館、ポーラ美術館、ガラスの森美術館、北原おもちゃミュージアム、星の王子さまミュージアムなどが営業している。
静岡県熱海市のMOA美術館、熱海城も開館している。
高いところでは、東京タワーや渋谷スカイは引き続き営業中。神奈川県江の島の展望灯台「江の島シーキャンドル」も営業している。
ムーミンバレーパークは3月14日に再開
テーマパークは千葉県のマザー牧場(富津市)や市原ぞうの国(市原市)、神奈川県のさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(相模原市)は営業している。ムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市)は14日から営業を再開した。
営業中もしくは営業を再開する施設は、いずれも来場者に体調の確認や咳エチケットの徹底を求めたり、施設側としてスタッフのマスク着用や手洗いの徹底、アルコール消毒液の十分な配置や、屋内施設では換気の強化など、安全対策を強化している。入場に際し検温を行う施設もある。
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