京都市、観光事業者へ緊急支援補助制度 コロナ影響で衛生対策や需要喚起などが対象
20/04/01
※交付予定額が上限に達したため、4月6日で受付を終了。
京都市と京都市観光協会は新型コロナウイルス感染拡大で観光事業者が大きく影響を受けていることから、緊急支援補助制度を新設した。
市内に事業拠点を置き売上が減少、減少見込みの中小観光事業者や、市内を主な拠点とする観光関連団体が対象。4―5月に実施する、施設などの消毒や清掃、衛生対策のための消耗品や備品の調達など▽売上向上や消費喚起に向けた事業などの実施▽受入環境の整備、販路開拓、生産性の向上の取り組み、地域と調和した事業などの実施―に必要な経費の4分の3以内、上限30万円を交付する。
申請は4月6日―5月29日に持参か郵送で受け付ける。予算の上限に達した時点で終了する。
問い合わせは、京都市観光事業者等緊急支援補助金交付事務局 電話075―708―3788。
京都市観光協会が3月30日に発表した、2月の市内59ホテルの延べ宿泊客数は前年同月比27・3%減。うち外国人は同53・8%減と半減。一方で日本人は、同4・7%減にとどまった。客室稼働率は54・3%、客室収益指数は同39・7%減と大きく減少するなど、厳しさが浮き彫りとなった。
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