岐阜県のPR動画 映画「ダ・ヴィンチ・コード」スタッフが撮影
岐阜県は、インバウンド向けウェブサイト「VISIT GIFU 」で、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を手がけた撮影チームと製作した 、岐阜県のPR動画「 Timeless Japan,Naturally an Adventure 」を公開した。
アフターコロナを見据えた海外への情報発信だけでなく、プロの映画スタッフが外国人目線で切り取ったスタイリッシュなGIFUを、日本の若い人たちにも体験してほしいとしている。

VISIT GIFU
動画は自然、伝統文化・暮らし、食などをテーマにした5本。今年度「清流の国ぎふ」戦略広報業務を支援している映像・音楽ソフトメーカーのポニーキャニオン(東京・六本木)がプロモーション活動を後押ししている。
ポニーキャニオンはコンテンツ制作、プロモーションのノウハウを地方創生に活用しようと、2017年にエンターテインメント業界初の自治体・地域団体協業専門部署「エリア・アライアンス部」を設置し、地域との連携に取り組んでいる。これまで三重県桑名市や静岡県沼津市のプロモーションに参加している。
郡上おどりを止めるな、今年はライブ配信で
動画を見ながら、郡上おどりのシーンでは、やはりこの夏は中止だろうかと調べると、郡上八幡観光協会のウェブサイトに、開催見合わせのお知らせが掲載されていた。ただ、期間中の7月11-9月5日の9夜は、ユーチューブでライブ配信するとある。
「踊りが中止なのにライブ配信とは」。観光協会に尋ねると、保存会によるお囃子と小規模な踊りを屋内で実施し、それを配信する。郡上八幡からのお囃子に合わせて、全国の人たちには、自宅など三密を避けた場所で踊ってくださいという趣向だそう。人が集まらないよう、現地のライブ演奏の場所は非公開になっている。
ライブ配信は「太平洋戦争の厳しい娯楽禁止令下にあっても戦没者の慰霊のための踊りとしての名目を掲げ、中止することなく続けたという、延々400年以上にわたる伝統を、たとえ新型コロナであっても絶やさせないという地元の意気込みと踊りへの熱意」から、と観光協会のウェブサイトにあった。
今後の郡上おどりのライブ配信は、8月7、14、15、16、24日と、9月5日のおどり納めを予定している。
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