夜の福知山城でプロジェクションマッピング 10月1日から「福知山ナイトツーリズム」展開/京都
京都府は地域の文化財を生かして夜の観光素材を創出する「ナイトツーリズム促進事業」を実施する。第1弾は福知山市での「福知山ナイトツーリズム−福知山の夜をあそびつくす」。大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀が築いた福知山城を軸に、多彩な夜のイベントを実施。宿泊・周遊需要を喚起し、コロナ禍で沈んだ地域経済に復活の灯りをともす。
事業は府や市、海の京都DMO、福知山市の各団体らが共催。福知山城のライトアップやグルメイベントを催し、市内外からの来訪を促す。
「福知山イル未来と(いるみらいと)2020−明かき光(あかきひかり)」は10月1日−11月3日に開催。「福知山の歴史・文化と現代アートの融合」をテーマに、福知山城を映像・空間ディレクターの三谷正さんの総合演出によるプロジェクションマッピングで演出する。光秀の治水対策をはじめ市の歴史や文化を表現するという。

福知山城本丸広場のプロジェクションマッピング
(イメージ)
時間は18−21時。9月26日に試験点灯、10月1日に点灯式を行う。
「ザ・ワンダーナイトパーティー」は「福知山イル未来と」期間中に3つのイベントを開催。まちづくりについての講演と福知山の味わい、交流を楽しむ「ルーフトップサロン」を10月1、10、17日に、移動屋台が夜の福知山城下をめぐるグルメイベント「ナイトホッピング withナイトホッパーズ」を10月17日に、雑貨や飲食店が集うマルシェ「ナイトワンダーマーケット」を10月24日にそれぞれ開く。
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