“天下分け目”の合戦を体感 「岐阜関ケ原古戦場記念館」が10月21日オープン/岐阜
20/09/28
岐阜県は10月21日、関ケ原町に「岐阜関ケ原古戦場記念館」をオープンする。“天下分け目”の一大合戦の舞台で、戦いの全ぼうを様々な展示で伝える。
合戦が行われた1600年から420年の節目でのオープンとなる。これまで同町には合戦を伝える拠点施設に乏しかったが、近年合戦を生かした観光まちづくりが本格化。今回の記念館で待望の拠点施設が備わった。館長は歴史学者の小和田哲男・静岡大学名誉教授が務める。

岐阜関ケ原古戦場記念館外観
1階のグラウンドビジョンでは人気講談師の神田伯山さんの語りで東西陣営の全国に及んだ戦いを俯瞰、シアターでの戦いの大迫力の映像も通して合戦の全体像を学ぶ。
2階では、この地に伝わる資料を展示する常設展示室。合戦に関する武将の肖像画や古文書、武具などが並ぶ。武具を触ったり、兜をかぶっての記念撮影、武将と一騎打ちに挑めるVRアトラクションなど戦国体験コーナーも。
5階の展望室からは関ケ原の町並みを一望。合戦の舞台へ思いを馳せる。
開館時間は9時30分―17時。月曜、年末年始休。一般公開は10月22日。
入館料は一般500円。団体割引あり。コロナ対策のため入館には事前予約が必要。詳しくは公式HP(https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/)へ。
地域情報 の新着記事
- よみがえりの温泉アピール わかやま12湯が万博でイベント(25/09/12)
- 三名泉にありがとう 下呂温泉で感謝祭/岐阜(25/09/10)
- 東京都が大島で無料自然体験会(温泉ホテルルートトレッキング) 都内の事業者を募集(25/09/09)
- 北陸周遊観光の促進へ 3県がメディア向けPR会議(25/09/04)
- 万博後の石川県へ誘客 関案連がキャラバン(25/09/01)