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熊本ブランドのガイドサービス構築へ、熊本県旅行業協同組合ら三者連携

20/12/18

熊本県の自然や食、文化など多様な観光資源を地元の住民が介することで来訪価値を高めようと、くまもとDMC(野上礼次郎社長)と熊本県旅行業協同組合(赤司大介理事長)、otomo(平塚雄輝社長)がこのほど三者連携協定を締結した。2021年4月からの新たなガイドサービスのスタートに向け、ツアーコンテンツの開発やガイド人材の育成、サービス運営基盤の整備に共同で取り組む。

熊本の新しい旅行スタイルとして提供するガイドサービスは、1グループ最大6人までのプライベートツアーサービスを全国15都道府県で展開しているotomoのノウハウを活かす。同社では20年12月現在、全国で1千人以上のガイドが登録し、300種類以上のオリジナルツアーをラインナップしており、各地域でガイド育成も行っている。

otomoのサービス運営を基盤に、日本で初めて地域銀行と自治体が出資し設立した地域連携DMOのくまもとDMC、県内70社の旅行業者で組織する熊本県旅行業協同組合のネットワークを生かして、観光振興を通じた地域の活性化を目指していく。

通潤橋の放水

熊本県内の豊富な観光資源をガイドによるプライベートガイドで体験(写真は山都町の通潤橋)

三者では来年4月のスタート前に、一般社団法人インバウンドガイド協会(久保成人会長)と「肥後の国インバウンドガイド講座」を21年1月の熊本市を皮切りに、県内各地で開催する。また、地域ブランドのガイドサービスの名称も公募する。

名称は、(1)熊本を訪れる幅広い旅行者が親しみを感じられること、(2)熊本らしさを感じられること、(3)日本人旅行者、外国人旅行者ともに覚えやすく、読みやすいことを条件に2月5日まで募集する。応募は、くまもとDMCがまもなく開設する応募専用サイトから。審査委員による審査を経て3月下旬に発表する予定。

肥後の国インバウンドガイド講座は、1回目が1月28―29日に市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館・熊本市中央区桜町13)で、2回目が1月30―31日にくまもと森都心プラザ(熊本市西区春日1141)で開催。時間はいずれも9時30分から16時30分まで。参加費は無料で、定員は各回30人(応募多数の場合は抽選)となっている。

参加対象者は、満18歳以上で熊本および周辺地域においてガイドとして活動する意欲があること、日常会話レベル以上の外国語または日本語の会話能力があること(言語・資格は不問)、主催者側が定める新型コロナウイルス感染症の防止対策を遵守できること。参加申し込みは1月7日までに、https://inbound-guide.org/guide_school/202101_kumamoto/へ。

三者では「地域在住のガイドが熊本の魅力を伝えることで、旅行者の体験が向上すると考えています」と連携して取り組む意義を強調。熊本では、海外からのクルーズ船が数多く寄港するとともに香港、台湾、韓国、ラオス(予定)からの海外直行便も就航していることから「アフターコロナに向けた訪日外国人旅行者の受入れ態勢の強化も求められています」とし、熊本のブランド力・観光資源・人材を活かしたプライベートツアーサービスを構築するとしている。

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