足立美術館 5月12日から現代日本画「季節のうつろい 」展
21/04/28
足立美術館(島根県安来市)は5月12-8月18日、「現代日本画名品選Ⅱ 季節のうつろい-夏の情景と秋の気配-」展を開く。
「季節のうつろい」をテーマに夏の情景から秋の気配を感じさせる風景まで、現代作家が描いた日本画40点を展示する。主な出品作品は松尾敏男「彩雨」、那波多目功一「連山の朝」、松村公嗣「晨朝」、小田野尚之「響」、宮北千織「天の川」、岸野香「親密」、清水操「夏の日」、守みどり「風の跡」など。
入館料は大人2300円など。同館の庭園はアメリカの日本庭園専門誌で18年連続の日本一に選ばれている。
また、同館が所蔵する近代日本画の展覧会「足立美術館展 横山大観、竹内栖鳳、華やかなる名品たち」が4月24-6月6日、宮城県美術館(仙台市青葉区)で開かれている。岩手県立美術館(盛岡市)でも6月26-8月1日に、同館所蔵作品の展覧会が開かれる。
足立美術館学芸部の織奥かおりさんは「東日本大震災から10年という節目を迎えたこの年に、東北地方を代表する2つの美術館で、当館が所蔵する近代日本画の優品をご覧いただけることとなりました。コロナ禍にあって、遠方への移動には困難が伴います。両展を通じて、東北の皆様と絵画を観る喜びを分かち合うことができればと願っております」とコメントしている。
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