「あいうえおの日」制定 「五十音図発祥の地」山代温泉、5月10日を記念日に/石川
21/05/27
5月10日は「五十音図・あいうえおの日」―。石川県加賀市の山代温泉観光協会(萬谷正幸会長=瑠璃光)が記念日として登録した。
山代温泉は、平安後期に五十音図の基礎をつくった明覚上人が初代住職を務めた温泉寺が今も地域の信仰を集める。観光協会では2016年から「五十音図発祥の地」として、温泉街に「あいうえおの道」を設けるなど様々な活動を実施してきた。「あいうえおの日」は50音の語呂合わせから5月10日とした。
同温泉のたちばな四季亭では5月7日、記念日登録証の授与式が行われ、長野県佐久市にある日本記念日協会の加瀬清志代表理事から萬谷会長へ登録証が渡された。
授与式で萬谷会長は「山代温泉があいうえお発祥の地であることをもっとアピールし、誘客につなげたい」、加賀市の宮元隆市長も「市を挙げて情報発信したい」と話していた。

記念日登録証を授与された萬谷会長
(左から宮元市長、萬谷会長、
記念日協会の加瀬代表理事、
山代温泉旅館組合の新滝英樹組合長)
山代温泉観光協会では「あいうえおの郷 にほんご文化の森プロジェクト」の一環として、今年3月には温泉寺の山門前にオブジェを新設。記念日登録されたことで、毎年5月10日を「あいうえおの日」として「にほんごコンテスト」を行うなど、あいうえお発祥の湯の街・山代温泉の魅力をさらに伝えていく考えだ。
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