東北DCの延べ宿泊者数は1361万人泊、コロナ禍で目標の19年比59%に 経済波及効果は約185億円
22/01/28
JRグループと東北6県らが共同で2021年4―9月に展開した東北デスティネーションキャンペーン(DC)の実績が1月26日、発表された。延べ宿泊者数は1361万人泊で、目標だった19年実績の59%にとどまった。コロナ禍の影響を受けたもの。経済波及効果は約185億円と算出された。
東北DCは「巡るたび、出会う旅。東北」「VISIT TOHOKU, FIND JAPAN.」をキャッチコピーに、東北6県を舞台に展開。コロナ禍の影響で多くのイベントなどが中止となりながらも多彩な企画、PRが実施された。
各企画の実績は、特別企画は6県で202件が開かれ、「デジタル周遊スタンプラリー&クーポン」には5514人が参加。東北の旬な食材を使用したサラダを提供する「とうほくサラダ」には202店が参画した。
プロモーションでは東北DCウェブサイトは約308万ページビューを集め、東北以外の在住者が東北を応援する「TOHOKUサポーター」には2909件が登録するなど一定の効果を得た。
七十七リサーチ&コンサルティングらが算出した県別の経済波及効果は、青森県約17億円▽岩手県約55億円▽宮城県約11億円▽秋田県約47億円▽山形県約43億円▽福島県約13億円で、合計約185億円。
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