楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

立山黒部アルペンルートが4月15日に全線開通 観光シーズン開幕は「雪の大谷」から/富山

24/02/23

富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が今年も4月15日に全線開通し、観光シーズンが開幕する。そのスタートは恒例のイベント「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」から。冬に蓄えた雪から作られる巨大な雪壁「雪の大谷」の圧倒的な迫力が訪れた人に春を伝える。

立山黒部アルペンルートは富山県立山町と長野県大町市間の全長約90キロ、北アルプスを貫く形で敷かれた山岳観光ルートで、最大高低差は約2千メートル。冬季は閉鎖され、春にシーズンが開幕すれば、立山室堂平や大観峰、黒部ダムなど随所に様々な見どころが訪れる人の目を楽しませる。

「雪の大谷」は標高2450メートルの立山室堂平でこの時期に見られる巨大な雪壁。道路を除雪してできるもので、最大で約20メートルの雪壁が約500メートルにわたって両側にそびえる通路が出現する。今期は昨年より積雪量が多く、より高い雪壁が期待できるという。

雪の大谷

大迫力の「雪の大谷」

フェスティバルの期間は開通当日の4月15日から6月25日まで。5月末までの1stステージでは、大谷を歩く大定番企画「雪の大谷ウォーク」やリラックスチェアで大自然を堪能できる「立山ユキテラス」、立山連峰を一望できる雪の上の遊歩道「パノラマロード」散策、雪あそびを楽しめる「ユキふれあい広場」など雪の世界を楽しむ企画が充実する。

続く2ndステージは6月25日まで。初夏の室堂平散策が待っている。

詳しくはhttps://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/へ。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ