8月30日は有吉佐和子の命日 21年春、和歌山市に住居復元
19/08/30
8月30日は作家、有吉佐和子の命日。1884年8月30日、53歳で亡くなった。
和歌山市出身で「紀ノ川」「有田川」「花岡青洲の妻」など、和歌山を舞台にした小説を幾つか書いている。
和歌山市では、有吉佐和子が住んでいた東京・杉並の家屋の一部を、南海・和歌山市駅前に移設・復元し、まち歩きの拠点として活用することにしている。オープンは2021年春の予定。
認知症をテーマにした「恍惚の人」、環境問題をテーマにした「複合汚染」などのベストセラー小説は、タイトルが流行語にもなった。
御蔵島(東京)や黒島(鹿児島県)舞台の小説も
複合汚染は、難しい問題をエンターテイメントとして読ませるところがすごくて、それは有吉佐和子の他の作品を読むにつけ、「作品がすごい」から、「女はすごい」という感想に変わり、以降、山崎豊子や石牟礼道子で再認識し、国際社会でも私生活でも「女はすごい」に、よく遭遇している。
有吉はニューギニアも含めて島を舞台の小説や探訪記を書いている。
東京の御蔵島が舞台の「海暗」や、鹿児島県の黒島が舞台の「私は忘れない」は好きで複数回読んだ。
まだ、どちらの島にも行ったことがない。行くなら、もう1度読み直してからにしよう。
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