万博とDCで飛躍する 山口県・村岡知事、新たな観光県アピール
24/11/01
山口県の村岡嗣政知事が10月10日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で関西の旅行会社や運輸機関関係者を集めてトップセミナーを開いた。「新たな観光県やまぐち」と題し、観光施策や山口県の魅力をアピールした。
村岡知事は今年、ニューヨークタイムズの「2024年に行くべき52カ所」に日本から唯一山口市が選ばれたこと、2年ぶりにSLやまぐち号の運行が再開したことを「ふくの国、山口に福がきました」と報告。さらに2026年秋、9年ぶりに山口県でデスティネーションキャンペーンの開催が決まり「今年のニューヨークタイムズ、来年の大阪・関西万博に続く、飛躍の年にしたい」と決意を示した。

「ふくの国、山口に福がきました」
と話した村岡知事
また25年春、山口きらら博記念公園にフラワーガーデンがオープンすることや「長州チキンステーキ」「長州海鮮まぶし」「長州うにしゃぶ」など新ご当地グルメを開発したことも伝えた。飲食業関係者と協働するご当地グルメの開発は次年度、岩国市など県東南部でも実施する予定だ。
トップセミナーは、県と山口県観光連盟(松村孝明会長)が主催。トップセミナー後は村岡知事と松村会長が参加者にもちまきを行ったほか、ご当地グルメや地酒が振る舞われ、参加した旅行会社は山口県への送客を約束していた。
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