今年の岡山はアート一色 大阪で伊原木知事がアピール
岡山県(伊原木隆太知事)は2月17日、大阪市北区のANAクラウンプラザホテル大阪で「晴れの国おかやま観光プレゼンテーション2025」を開いた。旅行会社やメディア関係者が出席。瀬戸内の島々で行われる3年に一度の現代アートの祭典「瀬戸内芸術祭」や「おかやまハレいろキャンペーン2025」など年間を通してアート一色のイベントを推進することを発表した。
おかやまハレいろキャンペーン2025は7―9月に開催される。アートと食をテーマにしたもので、昨年度の森の芸術祭でクローズアップされた県北部の魅力や文化価値の高い岡山ならではのイベントを行い、観光客の県内滞在時間の延長を目指す。
瀬戸内芸術祭関連では、JR宇野駅から宇野港まで無料循環バスを運行するほか、瀬戸芸と岡山キャンペーンにあわせてJR岡山駅から観光列車「SAKU美SAKU楽」を運行する。
ブドウ畑のレストランやワイナリーを巡るツアーやフルーツ狩りバスを運行し「フルーツ王国岡山」もアピールする。
公益財団法人大原芸術財団では4月3日に児島虎次郎記念館をオープンさせる。
伊原木知事は「昨秋、5億円以上を使って県北で森の芸術祭を開催しました。2カ月のイベントで25万人を想定していたところ、52万人の方々にお越しいただきました。県北へ行ってみたらいいところだったとか、食事も美味しかったなど、ありがたいお話をうかがいました。岡山県の観光客の半分は関西からお越しいただいています。今年もぜひ岡山への送客をお願いします」と述べ、今年実施する様々なイベントへの送客、協力を依頼した。

関西から旅行会社の送客に
期待を示した伊原木知事
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