万博にピアノの音色 オーストリアがイベント
25/07/17
オーストリア大使館観光部は6月5日、報道関係者向けPRイベント「未来を作曲~心弾むシンフォニー」を大阪・関西万博のオーストリアパビリオンで開催した。
モーツァルトの故郷で映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影地でもあるザルツブルク市観光局、ハプスブルク家の至宝などが集まり「世界で最も美しいカフェ」があることでも知られる中欧最大の美術館であるウィーン美術史博物館、ドナウ河岸のデジタルアートで有名なリンツ市観光局、ザルツブルク市にある宮殿をリモデリングしたホテル・シュロス・レオポルヅクロンについて来日した担当者らがプレゼンテーション。
その後、葛飾北斎の浮世絵をあしらったベーゼンドルファーのグランドピアノ『The Great Wave off Kanagawa(神奈川沖浪裏)』で、ピアニストで国立音楽大学・大学院教授の久元祐子さんが、モーツァルトやピアニストのフランツ・リストらの曲を披露した。このグランドピアノは全世界16台限定モデル(価格4994万円)で1千曲以上の自動演奏機能も搭載し、10月13日まで同パビリオンに出展されている。懇親会では東京・南青山のオーストリア料理レストラン「EWIG」による料理やワインなどが振る舞われた。

葛飾北斎の浮世絵をあしらったグランドピアノで演奏
(本紙特約記者 シカマアキ)
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